ポルト-スペイン&ポルトガル旅行13日目
2012年 03月 10日
ポルトの町へ。ここは川の両側に町が広がっています。そしてかなりの勾配があるので結構坂道やら階段が多い街です。ポルトの歴史的建造物が多い地区は、世界遺産に登録されていて、クレリゴス教会、カテドラル、ボルサ宮、ドン・ルイス1世橋などなど...
そのためかケーブルカーあり、登山電車、トラムウェイやら地下鉄もあるようです。江の電や都電によく似た電車も走っています。
市内を巡っていると美しいアズレージョがあちらこちらに。趣のある素敵な町なのでルンルン気分の二人です。まずはこのクレゴリオスの塔に上って市内を上から眺めてみました。
下町の階段をおりドン・ルイス1世橋をわたりました。
この橋はエッフェル塔の製作者と同じだそうで相方が教えてくれました。
なんとなく言われてみれば雰囲気がにてます。橋を渡ると対岸地域はワインの倉庫やら昔ながらの貿易船でのツアーで賑わっていました。
Wikipediaによると... 「糖分が残っている発酵途中にアルコール度数77度のブランデーを加えて酵母の働きを止めるのが特徴である。この製法によって独特の甘みとコクが生まれる。また、アルコール度数は20度前後と通常のワインの10~15度に対し5~10度程も高く、保存性が非常に優れている。このためポートワインは一度封を切っても通常のワインのように急激な風味の劣化、変化が起こることはなく、またタンニンの多少によらず長期保存が可能である。」だそうです。
以前「赤玉ポートワイン」というのを子供のころ風邪を引くとレモンの輪切りを入れた「ヴァン・ショー(vin chaud)」」で母が飲ませてくれました。
もちろんお湯で薄めてありましたが甘い赤ワインで身体が温まったのを思い出しました。市内を歩き回り対岸の船着き場:つまり昔はここからワインの樽を積んで行ったのです。岸沿いにはワインの製造元の蔵が丘の上まで連なり、ワイン倉庫の一部は観光用に開かれています。私たちはここでもスケッチを。