モスクワの穴場かしら?プーシキン記念美術館
2012年 10月 10日
ところでモスクワの地下鉄は、すべてではありませんがなかなか美しい造りです。
そして日本の都営地下鉄のように、とっても深いところを走っています。そのためホームにつながるエスカレーターが長く、緊急時に対処できるようにでしょうか、体格の良い女性監視員がエレベーター下でつねに目を光らせています。
さて、プーシキン記念美術館には相方のお目当ての絵があります。マチスの金魚!!!そして当美術館の看板娘「マチスの金魚」の垂れ幕が、私達を出迎えてくれました。これがその作品です。
金魚拡大で...どうですか?多分私にはこの絵の価値を見いだせなかったと思います。
もともとセルゲイ・シチューキンが個人的に印象派を中心にコレクションをしていたのですが、国に没収されてしまった!!!
のちに作品はエルミタージュに分割されたそうです。
日本と違うところはフラッシュをたかなければ撮影のし放題で、見るのも嬉しいけれど、シャッターを押して撮りまくるのも結構忙しいのです。本当に質の高い作品がてんこ盛り!
でもその割には中国人団体(総人数百人以上)が来ていなかったので美術館はとても静かですいていました(失礼)。嬉しいぃ...。
本当に至福の時間を過ごしました。
これは透明の美術館模型です。中の絵画は展示作品と異なりました。
さて、お次に美術館の斜向かいには、救世主キリスト聖堂にも寄ってみました。
1883年に完成したオリジナルは1931年にスターリンにより破壊され、2000年に再建されました。
その後ここの敷地には冬でも泳げる室内プールが建てられたそうです(※ガイドさんのフランス語での説明)。聞き間違いかもしれませんが...
そして、今ではモスクワ最大・最高峰の聖堂として、プーチンらも参加しての礼拝がここで行われるそうです。聖堂→プール→一国の代表も来る聖堂。不思議なお国です。
橋からの眺め...クレムリンが見えます。橋の右奥にはマストのモニュメントが...。名前...忘れました。
意外と近くにクレムリンがあると分かり、早速雨の中、てくてくと歩いてクレムリンへ。途中、落ち葉のしずくが輝いて見えてキレイ...なのでパチリ!
クレムリンに着いたとき、ちょうど衛兵交代の様子を見ることが出来ました。それも雨の合間の明るい日差しの下で!!!
二十歳前かしら?若い衛兵達の足の高さも同じで、寒い中でがんばっているなぁ~。