大西洋に浮かぶオレロン島
2014年 04月 29日
美食で有名なフランス南西部・ドルドーニュ県:Dordogneにへ向かい、ドルドーニュ川が流れるラランド:Lalindeで相方がお墓詣り。小雨の中ブランドーム:Brandomeの町に寄り道。
そして大西洋に浮かぶオレロン島へ行って牡蠣を食べようと出掛けたのでした...。※下の地図D地点
フランスで2番目に大きい島で、ここの沖にはフランスで一番のカキ養殖地が広がっています。
橋から見えるのはルヴォワ要塞で別名シャピュス要塞。
ルイ14世の頃、1691年~1694年にかけてシャピュス小島に建設されました。干潮時には要塞と陸とをつなぐ道を歩いて渡ることが出来、道の両脇にはカキの養殖棚が設置されています。
オレロン島のオレロン城要塞とともに外敵の接近を防ぐ目的で作られたそうです。上から見ると馬蹄形をしているのが分かります。満潮時には道はもちろん水没。
ルヴォワ要塞第二次世界大戦1945年に爆撃により崩壊。その後修復されました。7月~9月の満潮時には無料の連絡船があり、要塞内にある牡蠣の養殖の博物館を見学できます。
フランスは外敵からの接近を恐れていたので、ラ・ロッシュ:La Rocche一帯には、ルヴォワ要塞以外にもボワヤール要塞(Fort Boyard)をはじめ、いくつもの要塞が造れれています。上空から見たボワヤール要塞
下の写真はオレロン島の海岸から見たボワヤール要塞で、エクス島とオレロン島との間に浮かんでいます。
オレロンの砂浜は、どこも潮干狩りで賑わっていました。皆さんマテ貝がお目当て!
こちらでマテガイはクトー:couteaux(ナイフの意)と呼びます。
さて、オレロン島の運河には可愛い漁師小屋が建ち並んでいました。
オイスター・スタンドがあったので、なん皿も生牡蠣を平らげ&白ワインを飲んで過ごしたのでした!※私達は一皿3.5€(500円以下)