旅行中のPhotoやお絵かきなどをアップするぞぉ~、なのでこのblogをスタート♪ パンとRoquefortチーズが大好きな私がご飯と魚を毎日食べたい相方と出会い、まずは2010年南仏でのバカンスから...


by kyo_youpi2010
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南仏の石積みの家


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南プロヴァンスのリュベロン地域と言えば、美しい村や可愛い村が点在するところ。美しいルールマラン:Lourmarin村、鷲の巣村で有名なゴルド:Gordes村、そしてラヴェンダー畑やセナンク修道院etc...人々を魅了する建物や自然が盛りだくさん。マルセイユからは90km北に位置し、日帰りでも観光可能な場所。

今回は日本でお馴染のプロヴァンスとは違った場所に行ってきました。



それはゴルド村のすぐ近くにある歴史的建造物:ヴィラージュ・デ・ボリ:Village des Bories。
直訳すれば『ボリの村』※ボリとは南仏特有の小さくて丸い粗末な小屋の意味。南イタリアのアルベロベッロ村で見た「トゥルッリ」のように石積みの家がここプロヴァンスにもあるのです。
屋根瓦に使う石板を積み重ねモルタルなどの上塗り仕上げのない簡素な小屋。でも高さはトゥルッリよりも大きく約7m&石板を積み上げた壁の幅は1m。
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下の写真の右手は共同オーブン
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元々の始まりは青銅器時代とも12世紀、15世紀と諸説がありますが、17~18世紀の人口増加に伴い、農民達が新しく耕す場所を求めて、貧しい石灰岩の土地に『農作業小屋』を建て、山羊を飼い蚕を育てて、ワインを作り生活していたそうです。
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窓もないモルタルもない石造りの小屋の中で家畜と過ごすのは、言葉で表せないほど厳しかったろうと思います。結局今から150年前に最後の住民達がボリを捨て去ったのだとか...。
ボリ村は同じリュベロン地域のアプト:Apt村で発見された最も重要な建物を再構成したもので、1969年~1976年に保存修復され、住民達が立ち去った時の小屋の様子を見学できるようになっています。

ピーター・メイルの著書『南仏プロヴァンスの12か月』で有名になったゴルド村。皮肉なことに『ヴィラージュ・デ・ボリ』の周りはフランス・パリだけでなく世界中のお金持ちの高級住宅(別荘)が立ち並んでいます。
その敷地を囲う塀は、勿論ボリの石小屋に使われた同じ石板で美しく造られ、ゴルド村に向かう道路の見事な景観にもなっています。
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by kyo_youpi2010 | 2016-03-29 23:41 | France | Comments(0)