旅行中のPhotoやお絵かきなどをアップするぞぉ~、なのでこのblogをスタート♪ パンとRoquefortチーズが大好きな私がご飯と魚を毎日食べたい相方と出会い、まずは2010年南仏でのバカンスから...


by kyo_youpi2010
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プリンセス・カグヤ


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昨日の夕方にマルセイユ市内で映画を見てきました。
竹取物語を原作とした高畑勲監督・スタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画。

まさかマルセイユでジブリの作品を見るとは思いもしなかった!
相方が見ようと言い出したので思わず「アニメだけど、いいの?」って聞いてしまった。
ストーリーは子供向けの昔話だと、ちゃんと理解していた...。

小さな映画館に30人ほどの観客でした。下の写真は映画館に張ってあったポスター
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日本語なので気楽に見れて水彩画のタッチが結構きれい。
「あんな水彩画が描けたらなぁ~」「風景や着物が美しい」と言って、とっても感激していた相方。
翌日「子供を連れて見てきたら?綺麗だよ」と娘に電話していました。

PS.
それにしても日本アニメや漫画本は人気があり ます。
相方の家族へ、ジブリ美術館・マンマコートで土産探ししましょう。
by kyo_youpi2010 | 2014-06-30 18:43 | France | Comments(0)

プレゼント

相方の家族の誕生日会が無事終了。
お天気も良いのでお庭にテーブルを出して、前菜はスピヨン:Supion(小イカ)のニンニク&パセリあえ、メインは、相方得意料理の仔羊肉の塊に温野菜サラダを頂きました。山ほどのケーキの後に、5月生まれと6月生まれの全員にプレゼント贈呈。

長女の希望は狩野派の春の鳥図。
額のサイズに合うように鳥のサイズや構成を変更して仕上げました。
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すっかりくつろいでしまい誕生日会の写真を撮っていなかった。

072.gifレシピ スピオンのニンニク&パセリ風味炒め。

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材料・調味料 3人分の場合
小イカ:9
ニンニク:1片
パセリ:大さじ1~2杯
オリーブオイル:大さじ1杯
バルサミコ酢:大さじ1杯
※味を見て、必要なら塩を適量。

スピヨンは、5cmほどの小さなイカ。これを1人につき3~4つ用意。
洗って水けをきります。
テフロン加工のフライパンにイカだけ入れて強火にかけて焼きます。
イカから水気が無くなるまで絶えずフライパンを揺すりながら、3分~5分ほど焼きます。
イカから出た水分が香ばしいかおりに変化!
水気がなくなったらフライパンを火から外し、オリーブオイル、ニンニク(包丁の背で潰すか、ニンニク絞りを使用)、パセリのみじん切り、コショウ、バルサミコ酢を入れてます。
中火にしてフライパンをもどして1分焼きます。

温かいうちに、サフランのリゾットを添えて頂くも良し!
オリーブオイルをさらに加えて冷蔵庫で冷やしてから、グリーンサラダを付け合せて頂くのもGood。
by kyo_youpi2010 | 2014-06-28 20:41 | France | Comments(0)

サント・ボーム山塊


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氷室のあるサント・ボーム山塊:Massif de la Sainte-Baumeは、地中海性森林とフランス北部やアルプスの森林の特徴を併せ持つ、フランス南部にはめずらしい森林地帯が山塊を覆っています。
その理由は、地中海性特有の乾燥した気候とは違い、乾燥した暖かい風がサント・ボーム山塊にぶつかり雲が発生させ、最終的には山に雨を降らすため湧水が豊富で緑豊かなのです。
サント・ボームは『聖なるボーム』※ボームはプロバンス語の洞窟の意。
ですから、ここには伝説に由来する聖なる洞窟があります。
1948年には、ここを訪れる巡礼者のために黙想する場所を建てようと、クチュリエ神父他3名で計画が持ち上がります。参加者の一人ル・コルビュジエが設計を手がけた礼拝堂が未完成のまま残っています。
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ところで伝説の主人公はマグダラのマリア。
フランス語ではサント・マリ・マドレーヌ:Sainte Marie-Madeleine。

イエス昇天後、マグダラのマリアは帆も櫂も無い舟に乗り、パレスチナを脱出。マルセイユ近くカマルグのサント・マリー-ド-ラ-メール:Saintes Maries-de-la-Merの浜に着き、サント・ボームの洞窟で33年間隠士生活を送ったのちにその一生を終えます。※ルーブル美術館所蔵のサント・マリ・マドレーヌ(wikipediaより)
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彼女の遺骨は洞窟に近いサン・マキシマン・ラ・サント・ボーム :Saint Maximin-la-Sainte-Baume村のバシリカ、サント・マリ・マドレーヌ教会が所有(していると主張、真相はナゾ)。マリ・マドレーヌの聖日にはサン・マキシマン村ではプロセッションが行われます。


私達はこの洞窟までのハイキングを楽しみにしていたのですが、あいにくの雨で断念。
個人的には尊敬するシスターのお名前ですし、マルセイユから車で一時間と近いので再来の予定。
マリ・マドレーヌのおメダイも手に入れたい!

※おメダイ:フランス語のメダイユ:Médailleメダルの意。
教会などで売られている聖人のメダル。
by kyo_youpi2010 | 2014-06-26 16:46 | France | Comments(0)

フランスの氷室


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ル・トロネで一泊してサントロペの近くまで南下して来ました。この辺りはAOCのコート・ド・プロヴァンスのブドウ畑が広がっています。
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※AOC:フランスのワイン、チーズ、バターetcに特定の条件を満たしたものに付与される品質保証

元はと言えば、大規模森林火災を防ぐために森を区切るようにブドウの木々が植えられていたそうです。ただの防火林だったブドウ畑が、今では立派なワイン生産用に代ったというわけ。そして多くのワイン製造業者は敷地にコルクの木も植えたのでコルク林もたくさんあります。
2003年にサントロペ近くのモール山塊:les Massifs des Mauresで大規模森林火災が発生し、山の松もコルクの木も全焼。でも、翌年には真っ黒なコルクの幹から若芽を吹き出し枝を伸ばして生きていたそうです。10年経った今でも、真っ黒こげの幹を見ることが出来ます。
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コルクの林をスケッチしながら生命力の素晴らしさを思い、しばらくそこで過ごしました。
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相方に聞いたのですが、ここにはフランス唯一の陸ガメ、ヘルマンリクガメ:Tortue d’hermannが生息する地域。火災発生時に消防士たちは、懸命にこの絶滅寸前の陸ガメを探して捕獲作業を行ったそうです。どちらも命がけですよね。
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さて、西に向かって細い山道を走ります。不釣り合いなほどに大きな修道院が隣りの山の上に見えます。
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これはヴェルヌの修道院で、モール山塊中央に建っています。旧シャルトル修道会で1174年に建築がはじまりました。フランス革命後は廃れ、今はベツレヘム修道会によって運営されています。
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見学したかったのですが、通りかかったのが4時過ぎ。修道院へ続く脇道を通って行くにも30分はかかりそう...。閉門17時でと書かれていたので一瞬迷ったのですが見学は断念。次回、出直して見学してみたいですね。
さらに西に別の山塊サント・ボーム:Massif de la Sainte-Baumeの裾野にある『ピヴォの氷室:Glacoere Pivaut』に到着。まだ明るいので10分ほど歩いて出掛けてみました。
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17世紀中頃から20世紀初めまで使われていた氷室で、17個も氷室が建てられていたそうです。
1990年に1つだけ復元された氷室。入口部分。下の図の1の位置。
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裏手に回って見たところ。図の2の位置。
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さらに奥には池があります。
冬にボームから流れてきた水が凍り、厚さ15cmなると切りだして氷室に保存。3回ほどこの作業を繰り返したそうです。
夏になるとマルセイユやトゥルーズに氷を売りに行っていた、冷蔵庫がない時代のお話し...。
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図の3は保存中に溶けた水を川に流すための排水溝、下がその入口の写真。
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私達はこの排水溝から氷室に入ってみました。図の4の位置で内部を撮影。3階建ぐらいの高さがあり、中はひんやり涼しい。
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La glacière de Pivaut se trouve sur le territoire de a commune de Mazaugues, à 7km en direction du Plan d'Aups. Elle fait partie d'un ensemble de 17 glacières qui ont fonctionné entre la deuxième moitié du XVIIe siècle et le début du XXe siècle. L'édifice (ainsi que ses bassins de congélation) a été restauré dans les années 1990 par le Conseil Général du Var avec l'aide scientifique de l'ASER du Centre-Var.

日本の氷室についても少々調べてみると...、
日本書紀の記述から、氷室の歴史は仁徳天皇62年って飛鳥時代前?
7世紀には氷室を管理した職が存在していたようです。江戸時代においては前田藩が将軍家へ氷を献上したり、江戸市中にも氷室が造られるようになり、庶民も氷を楽しむようになったそうです。下が日本の氷室
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ただ、日本では氷室よりも冬に「雪蔵」「雪中貯蔵」に雪を保管したり、残雪や凍雪を利用する方が一般的だったようです。

そんな江戸の夏場は、川から汲んだ水に氷を入れて売る「水屋」が大繁盛。衛生面の不備で高齢者がしばしお腹を下し「年寄りの冷や水」という慣用句が生まれたんですって!(wikipediaより)

知りませんでした。
by kyo_youpi2010 | 2014-06-25 22:46 | France | Comments(0)

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ステンドグラスから差し込む光。
暗い修道僧の寝室の石を照らすその光景はハッとするほど美しい...。


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南仏プロヴァンス地方の三姉妹と呼ばれるシトー会修道院のうち、また訪ねていないル・トロネ修道院にやって来ました。
ここは1160年に建造が開始されました。修道院から近い採石場で石材を切りだし、粘土をこねて瓦をつくり、森林から材木を伐採するなど、すべてが修道院にかかわる人々による手作業で建てられたそうです。
死ぬほど苦しい作業だったのでは... 信仰の力ってすごいですね。
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さてさて、この修道院は建築家に高い評価を受けています。
なかでも、ル・コルビュジエ(Le Corbusier)がラ・トゥーレット修道院の設計に際し、この修道院を訪れて多大な影響を受けたことは有名。
簡素で純粋なフォルムが生み出すシルエットと空間が美しいと...。
※ル・コルビュジエ:上野の国立西洋美術館設計者

早速、修道院付属の教会から...。
教会中央に入口がないのは、巡礼者や信者を受け入れていなかったから。
左右に二つの入口は、左は修道士(助修道士)、右は修道僧。
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※修道士(助修道士):オリーブ油やワインを製造したり農業に従事。

修道院付属教会中央奥にある3つの窓は三位一体(父と子と聖霊)を表現しているそうです。
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左小聖堂天井には天使の絵。
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教会左手の階段を数段上って左手の小部屋は、修道院院長神父の寝室
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大きい広間は修道僧の共同寝室。ステンドグラスがはめ込まれた窓のまえに一人ずつ眠ったそうです。
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寝室から回廊上にあるテラスに出ることが出来ます。
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寝室中央の階段を下りると回廊。瞑想しやすいように壁は厚く、採光窓も飾りがなく簡素な造り。
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こちらは教会参事会室で修道僧たちが集まり話し合いをしたり、修道院長の選挙を行った場所。
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ここの天井にはヴォールト、柱には装飾。ゴシック建築の特徴です。
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参事会室に差し込む光が織りなす陰陽
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回廊中央の中庭内に建てられた洗手室。反対側に食堂があった。
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建物内の洗手礼用水盤
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一番奥に建てられた荒廃した別棟は、修道士(助修道士)のためのもので、1階が食堂で2階が寝室。
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今日は回廊に座って建物を閉館までスケッチ。
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昔は村から離れた静かな森の中だったのですが、森は切り開かれてブドウ畑やオリーブ畑が広がっていました...。

------ 関連記事 ------
※※ノートルダム・ド・セナンク修道院L'abbaye de Sénanque(シトー派)
------2つ目のラベンダー区域へ
------セナンク修道院とラベンダー2地域へ
※※シルヴァカンヌ修道院Abbaye de Silvacane(シトー派)
------プロヴァンスの三姉妹とは?
※※アンビー大修道院L'abbaye de Hambye(ベネディクト派)
------フランス中部へ
※※モンマジュール修道院Abbaye de Montmajour(ベネディクト派)
------モンマジュールの夕暮れ
by kyo_youpi2010 | 2014-06-24 21:09 | France | Comments(0)

ヴェルドン峡谷


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ムスティエ・サント・マリー村からどんどん山道を上って行くと、ヴェルドン峡谷の入り口にあるサン・クロワ湖が見えてきます。この湖は別名は『バスクリン湖』。日本人以外意味不明カモ。
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ヨーロッパで一番深い峡谷といわれるヴェルドン峡谷は、道路からヴェルドン川まで約700~800メートルの深さがあります。
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なんでも、氷河期にいくつもの氷河が山を削り、谷をえぐる様にしてヴェルドン峡谷が出来たそうです。
ヨーロッパで最も美しい峡谷とされるヴェルドン峡谷は自然保護地区で、『フランスの素晴らしい景勝地:Grand Site de France』。
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ヴェルドン湖から伸びるヴェルドン川はボート遊びのメッカ!この日も大勢がカヌーで楽しんでいました。
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私達はヴェルドン川沿いの道を進みます...。車のナンバープレートから、ドイツ、オランダ、ベルギー、イタリアから家族連れがワンサカ!
バスによるツアーはニース発グラース(香水の村)を経て、南ルートを通って観光します。※地図の緑線が南ルート。
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私達は渓谷に沿ってそびえる山側・北ルートで観光しました。
こちらは車一台分の幅しかない断崖絶壁の細道。その上ガードレールもないので、もちろん一方通行になっています。
※北ルートは地図の赤線。白い☆印は泊まった場所。
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ヨーロッパのグランドキャニオンと言われているそうですが、プロヴァンスでおなじみの石灰石むき出しの崖が太陽の光でさらに白く輝き絶景!でも、光の加減で岩肌がオレンジ色やピンク色に変わるのを見て感動してしまいました!
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こんな切り立った崖から、今まさに谷に向かって下りて行く人がいます!見ているだけで足がすくみます。
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宿泊地でゆっくりスケッチ
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by kyo_youpi2010 | 2014-06-23 23:38 | France | Comments(0)

ラベンダー畑をぬけて


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ラベンダー街道で有名なヴァランソル:Valensoleにやって来ました。
まだ開花前のつぼみの畑も沢山ありましたが...、これからほぼ一ヵ月は見ごろでしょうね。
しかしきれいですね~。色も鮮やか!
ラベンダーの花見は、中国人観光客がダントツで、今年も大勢がやって来ていました。どの観光バスも中国人、それも若い男女が目に付きました。
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私も沢山ラベンダーの写真を撮りましたが、欧米人から見れば私も中国人だと思われたでしょうね(笑)

さてさて、ヴァランソルから東へ...。道沿いからの景色です。地平線までラベンダー畑!
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こちらはルピナスみたいなお花畑もステキ。
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南仏ヴェルドン峡谷の玄関 ムスティエ・サント・マリー:Moustiers-Sainte-Marieの村が見えてきました。
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ここも『フランスの最も美しい村』に選ばれていて、数百メートルもの石灰岩質の断崖に張り付くように広がっています。
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村は焼き物で知られていて、上薬をかけて美しく装飾したファイアンス焼きの一種「ムスティエ焼き」が有名。
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日本では下の図柄が知られているかしらね...
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村の両サイドの崖の岩がワイヤーで繋がれて、真中に星が「☆」が吊り下げられています。下が18世紀に描かれた村のスケッチ(※wikipediaから転記)。
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フランスの詩人フレデリック・ミストラル(Frédéric Mistral)が紹介したプロヴァンスの伝説によれば、この星は聖母マリアへの奉納品として掲げられたもので、1210年にサラセン人達よって捕われた十字軍騎士ブラッカが『もし故郷に戻れるなら、星を吊るす』と誓いを立て、解放された彼は帰国後にその誓いを実行したという...

この星にまつわる伝説はいくつもあり、真実はわかりません。
さて、山道をのぼりヴェルドン峡谷へ進むのですが...、
...続きは明日。

072.gifこのあたりのお勧め観光
日本から飛行機でニース入り。地中海の景色に見飽きたら、香水の町・グラースへ。エッセンスを採るために埋もれるほどに沢山のお花を刈り取っているますよ。
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グラースからヨーロッパで最も美しい渓谷として著名なヴェルドン峡谷、そしてサン・クロワ湖の不思議なくらい青い色を見てほしいですね。ここから『フランスの最も美しい村』の一つであるムスティエ・サント・マリー村で一休み。村の西に広がるヴァランソル(Valensole)高原へ行き、ラベンダーの香り溢れた空気を胸いっぱいに吸い込み、地平線まで続くラベンダーを見たら、一味違う南プロヴァンスを堪能するのでは?
by kyo_youpi2010 | 2014-06-22 21:08 | France | Comments(2)

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そろそろラベンダーの開花時期かしら~と思い、ちょっと出かけました。

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マルセイユの北・貯水池の近くにあるシルヴァカンヌ修道院:Abbaye de Silvacaneに寄り道。*地図の黄色★地点が修道院
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ここはシトー会修道院のの1つで、セナンク修道院、ル・トロネ修道院と合わせて『プロヴァンスの三姉妹』と呼ばれています。姉妹と言っても3つとも修道士(男性)のみの修道院ですけど...
聖ベネディクトが重んじる「労働と祈りの共同生活」が主体で、簡素で瞑想に適した建築が特徴だとか。
修道院付属教会は12-13世紀に建設され、不動産・動産などの提供のおかげで次々と施設を拡張していきました。
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礼拝堂から瞑想の回廊へ。瞑想しやすくアーチの壁の奥行きが深く造られています。
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フランス革命後の1790年、フランス全土の修道会は強制的に解散。教会に残った修道士は、ここで農業を営むようになります。
教会の小聖堂にはワラが積まれ、修道院の敷地は田畑と変わりました。下の写真から、教会の手前や右手の敷地が畑になっているのが分かります。オレンジの枠内には以前宿泊施設があった場所。
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19世紀末、家畜小屋と化した建物は修復されましたが、修道院としての機能は復活しないまま現在にいたっています。
マルセイユでも、ここは修道院としてよりも、毎年開かれるコンサート会場として知られています。

この後、南プロヴァンスの山間の村ヴィトロール:Vitorollesへ...。*地図の赤★地点がヴィトロール村。
ここは地元民より、パリジャンやイギリス人やドイツ人などお金持ちの別荘が多い村。
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下の写真はこの村の小さな役場。
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手描きのペイントでお化粧したポンコツ車(失礼!)
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ゴッホやセザンヌも描いた南プロヴァンスらしい糸杉を眺めながら、なんと2泊もしてしまいました。
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村の雑木林
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ところで、いまでは世界中で有名なブルゴーニュのロマネ・コンティの赤ワインですが、もとはと言えば修道院が開墾したのがはじまり。


------ 関連記事 ------
※※ノートルダム・ド・セナンク修道院L'Abbaye de Sénanque(シトー派)
------2つ目のラベンダー区域へ
------セナンク修道院とラベンダー2地域へ
※※ル・トロネ修道院L’Abbaye de Thoronet(シトー派)
------そして、ル・トロネ修道院へ
※※アンビー大修道院L'Abbaye de Hambye(ベネディクト派)
------フランス中部へ
※※モンマジュール修道院L'Abbaye de Montmajour(ベネディクト派)
------モンマジュールの夕暮れ
by kyo_youpi2010 | 2014-06-18 19:49 | France | Comments(0)

初オペラ観劇 in Marseille


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ヴェルディの作品「ラ・トラヴィアータ」を観劇(感激)して来ました。
日本では椿姫と呼ばれています。
あらすじ
高級娼婦のヴィオレッタはアルフレードと愛し合う。しかしアルフレードの父ジェルモンに説得されヴィオレッタは彼のもとを去る。心変わりしたと誤解したアルフレードだったが、ヴィオレッタに会いに行くも時すでに遅し。難病に侵されたヴィオレッタはアルフレードの腕の中で息絶える。


相方に聞いても、オペラのドレス・コードが分からず...、とりあえず2人ともジーパン以外を着用。私ははノースリーブにストール、相方もちょっとよそ行きのスタイルで出かけました。
下の写真は、オペラ座の入り口風景です。結構皆さんラフな服装でした。
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さて、2階ロビーにはカウンターがあり、シャンペンを片手におしゃべりをしたり、軽食をとったり、バルコニーで涼んで開演前や休憩時間を過ごします。
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これがオペラ座内部で4階建。1階と2階後上部に個室があります。
意外とコンパクトな造りで舞台の下にオーケストラ。
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6月17日~21日までの公演期間、ヒロインと恋人役の歌手が隔日交替。
本日、ヒロインのヴィオレッタはZuzana Markova
チェコ出身25歳のソプラノ歌手。
恋人のアルフレード・ジェルモンはTeodor Ilincăi
ルーマニア出身のテノール歌手。
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全てイタリア語なので、舞台上部(※写真の赤い丸枠)にフランス語のテロップが出るのですが、舞台を見たりテロップを読んだりと結構あたふた...
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ソプラノ歌手のマルコーヴァさんは、複雑な感情をしっかりとした技術と素晴らしい声質で表現! 細い身体から想像もできないほど豊かな声量で実にのびやかに歌う。恋人役のイリンカイ(?)さんも、彼女と一緒に歌いあげるところが感動的。2人とも若いけれど世界で活躍中なのも肯けます。
父親役のバリトン歌手ラプワントさんもいい声質。感情がグイグイ伝わって来るのには驚いた!
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そういえば、昔見た「プリティウーマン」でジュリアロバーツ演じる売春婦ヴィヴィアンが、 オペラ「ラ・トラヴィアータ」を涙して観劇している場面が印象的だった。
※当時、なんて口が大きい女優さんなんだろ~と思った。

上演中は写真はNGなので最後の舞台挨拶をパチリ。
オーケストラの指揮者も最後は舞台の上で皆さんとご挨拶していました。若手女性指揮者はなんと北朝鮮生まれの韓国人。
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地中海の港町マルセイユでは『オペラは気軽に楽しむもの』と実感。
首都パリ:Parisは、どうなのかしらねぇ~?
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終演後すでに23時過ぎ、オペラ座近くの地下駐車場は出庫車で大渋滞!
by kyo_youpi2010 | 2014-06-17 23:58 | France | Comments(2)

墨の魅力


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描きかけの絵も仕上がり、昨日は額縁を買ってきて無事に完了。
今回もおよそ30cmX40cmのサイズ(※額縁が手に入りやすいサイズなので)でしたが、予定よりも約2週間早く終わってほっとしているところ。

墨絵や水墨絵も、見よう見まねで、気が向いたら描くていど。
でも、こちらの美術館で優れた作品を見るたびに『すばらしぃ~』と素直に感動することがしばしば。
ロンドンの美術館では、中国、韓国、日本の水墨絵を見る機会があり、大胆な筆づかいに見入ってしまいました。

自己流で...しばらく描いてみようかしら?
by kyo_youpi2010 | 2014-06-14 15:29 | France | Comments(0)