海沿いを西へ...
2012年 05月 08日
砂浜のほんの沖に島がありお城のような城塞のような建物が建っています。
お天気ならかなり素敵な眺めに違いありません!うぅ~ん、ちょっぴり残念です。※下がお天気の島の眺めです。
ゲスラン島(île du Guesclin)と言う名前が付いています。1026年に最初に堂々 とした城砦や塔が建てられたそうです。1207年は英国に...1942年にはドイツ軍に占領されたりした後、修復され民間の所有になったそうです。
サン・マロ(St Malo)に到着です。
ここは、16世紀にフランス王からの許可により正々堂々と敵船を襲い、荷を略奪していたとか... この海賊のような船乗りたちの活躍のおかげで、17世紀末にはフランス随一の港町として賑わっていたのです。当時の船の復元されたものが港に横付けされています。
この城壁は第二次世界大戦のドイツ軍撃退の際、アメリカ軍の爆撃でも唯一残ったそうです。
しかし町は粉々....サン・マロの人々は瓦礫の石を拾い積み上げて町を元通りにしたという話には驚いてしまいます。
私達が訪れた時は、雨が降り始めて激しくなったのと車を停める場所が見つけられなかったので見学しませんでした。また来る機会があれば城壁に囲まれたサン・マロの旧市街を訪れてみたいです。
さてこのあたりの海岸沿いは高級リゾート地なのでヨットハーバー、乗馬クラブ、ゴルフ場等もあります。
なんと子供用のコースやパターゴルフもあります。フランスではとてもめずらしいのでは.... と、突然目の前にかわいい市庁舎を発見!
この地方は色の濃い石造りの民家が多いのが特徴とか。
フレエール岬(Cap Fréhel)に近づくころにはお天気になり青空が!菜の花も鮮やかな黄色でまぶしいくらいです。
岬の灯台まで遊歩道があるので出掛けてみました。
なかなか見晴らしも良く、モヤで海が見えなかったのですが、あっという間にモヤも晴れてカモメも巣から飛び立っています。
私達もせっかくのお天気なので急いでスケッチ!
崖の下の水はとても透きとおっていて吸い込まれそうです。
昔の灯台、現在の灯台と2つも建っていました。まだお日様が顔を出しているので古い灯台も描きました。
さて、灯台を後にして車からの景色を堪能...
潮の干満の差が非常に激しいので砂浜に筋状に残った水に光が反射してとても幻想的でした。
今日はサン・ブリユーにあるキャンピングカー専用の駐車場で一泊。