友人宅へ...
2012年 07月 14日
ラ・ボンド池(地図A地点)で一泊して、相方の希望で少し寄り道...アンスイス(Ansouis※地図B地点)というリュベロン山の南にある人口600人程度の本当に小さな村に行きました。
小さいとはいえこんな所にも古代ローマの名残りの教会があったり、実にのどかな村の丘の上には数世紀かけて手直しされてきた城塞が構えています。
どの家も趣のある窓や入り口で、日本から来たオバサンにはなんともたまらないほど感激してしまうのです。
私達は歴史のある教会を見学。日光がステンドグラスを通して差し込み立ち止まってしまいます。
見事な装飾で飾られた祭壇があり...外観からはとても想像できませんでした。柔らかな光が当たる窓際のフレスコ画にも魅了されてしまいます。
教会の入り口から村の鐘塔をスケッチして出発。
ヴィトロル=アン=リュベロン(Vitrolles=en=Luberon)の村からリュベロンの山並みがみえてきました。山頂で昼食。
周りには自然に生えたラベンダーが咲いています。またタイムも自生していて歩くとタイムの良い香りがただよいます。
次にセレスト(Cereste※C地点)のカルリュック修道 院遺構(Prieure de Carluc)に行ってきました。お墓の址、隠遁者の洞などがあり...名所旧跡ではありますがほとんど観光客もいなく静かでホッと出来る場所でした。
修道院壁の柱を少しデッサンして終了!
今晩は相方の友人ピエールのお宅へお泊りです。途中の道ではそろそろラベンダーの花畑やらヒマワリの花畑で素晴らしい景色が目の前に広がりだしました。
ピエールの住む町の手前モンフュロン(Montfuron※D地点)にも寄ってみました。村の道を上り高台からはMontfuron(モンフュロン)の風車が見えます。ここはリュベロン山地の東端マノスクの近く。見晴らしよくてとても雰囲気の良いところでした。
ピエールの家(地図E地点)のまわりはワイン畑やオリーブ畑が広がる大パノラマ!友人もオリーブの木を1000本ほど植えたとかで毎年4,5人の人に頼んでオリーブの実を収穫するそうです。そしてそれを近くの工場に委託してオリーブ油にしてもらう... なんと自家製のオリーブ油を使っているというわけ。お味はクセのないさっぱりとしたオリーブ油です。
お庭には自動開閉付きのプールがあり常に27度に保たれているそうです!!!
泳ぎましたよ~。最高に気持ちがいいーーー
夕食は外の石釜でお手製ピザです。薪を何本もくべて釜を高温にします。頃合いを見計らって奥様がピザを窯に入れて...
おいしいー!!! 石釜ではなんと3分で美味しく焼きあがります!
あっという間に2枚完食!