意外な動物に出遭う
2012年 07月 21日
ロバの小屋の前にはロバさんと山登りを楽しむために、子供たちがすでに集まっていました。
私達は元来た道を戻りモリーヌ-アン-クイラへ。ここのサン・ロメン教会は鐘塔が目を引きます。
しばらく車を停めて二人でスケッチしてから教会を見学。
ここのお墓は石造りではなく木製の枠!ベットみたいですね。フランスでも珍しいのでは?
ここにも日時計が...
教会は8世紀からあり現在の建物は15世紀後半に再建されたものです。しかし例のごとく宗教戦争の際にことごとく破壊されてしまったとか。その後10年かけて修復されたそうです。鐘塔の屋根はカラマツで十数年前に新しくされたとか。(※wikipediaに記載されていました)
カラフルな扉。アボリジニの絵画のようですが...何か意味があるのでしょうか?
前にも触れましたが、教会のあるところ左の道に行くとイタリアとの国境のAgnelアニュエル峠(2744m)に出ます。2200年前、ハンニバル軍はこの道を行ったのかもしれません...地図のオレンジ色と緑色の線がハンニバルが行軍したのでは?言われているルートです。
ヴィル・ヴィエイユからヴァール(Vars)に向かいます。下の写真奥に見えるのがはこの村のお城。
ヴァールはたくさんのスキー場があります。もちろんたくさんの別荘も!景色は大パノラマ。
ここはスキーシーズンになると多くのマルセイユの人々が訪れるそうです。
ヴァール峠(2109m)から少し下ったところで車を停め昼食。周りには高山植物が一杯で、とても気持ちの良い所です。
山を下りるとバルスロネット(Barcelonnette)の町。人口は2000人を超える町で、異国情緒漂う家がたくさんあります。
なんでも昔は、寒村で子沢山の家庭が多かったとか。子供達はアルゼンチンやメキシコへ出稼ぎに...。そして裕福になった彼らはフランスに戻り、移民先の南アメリカを懐かしむように「あちら風の家」を建てたんですって!※相方による解説
さてさて、町を横断してウバイユ川(Ubaye)に沿って進み、セールボンソン湖(Lac de Serre-Poncon)の近くに来ました。ここからはまた山道を登って行きます。
道からは湖が良く見えます。セーヌ(Seyne)の村からディーニュ(Digne)の町までバルル渓谷(Clues de Barles)を通ります。ここもやはり崖にそって進む細い道です。
なんでもこのあたりではバイゾンやトナカイの飼育場があるとかで...
カーブから飛び出してきたのはラ~マ~!フランスの山奥でラマ!!!驚きました...
ディーニュからシステロンまではナポレオン街道(Route Napoleon)を通りました。この道はエルバ島を脱出したナポレオンがパリに向かったと言われている道です。
そのほかにもナポレオン街道という名前の道はありましたが...
今夜は相方の友人クリスチャンが住むシストロンで一泊。