世界遺産-ミディ運河...その1
2013年 06月 24日
1996年に遺産登録されたミディ運河:Canal du Midi へ出かけてきました。19世紀に鉄道が登場するまで、フランス経済の発展に大きく貢献した運河です。フランスの南部、トゥールーズからセット湖までを結ぶ、全長約300キロにも及びます。運河の両岸には、延々と続く45,000本のプラタナス並木があり、ミデイ運河の代表的な風景として親しまれています。
ここはカプタング:Capestangの町で運河は町の北側を流れています。橋にミディ運河:Canal du Midiと書いてあるのが分かりますか?
やって来た船が橋げたの下を通れるのか見ていたら、壁に当らないように棒で壁をつつきながら、なんともあっさりと通過して行きました。手慣れたもんですねぇ~。
運河にはヨーロッパ各国から船旅を楽しみに来る人が多く、レンタルクルーズ船もあるくらいです(ライセンスのない人は即席講習あり) ドイツ人家族(たぶん)が自転車、犬や猫も一緒に船に積んでクルーズを楽しんでいました。
下の赤い船は植木鉢も沢山積んでいます。船体に「キングストン・アポン・ハル:Kingston upon Hull」と書かれているのでイギリスから来ている旅人なのかしら...
船旅を楽しむ人だけでなく、なかには停留料金を支払うことで、船で暮らす人、レストラン船もあります。