アタカマ塩原
2014年 01月 24日
海抜2,300メートルにあるアタカマ塩原は、東はアンデス山脈、西はアンデス山脈の第2山脈であるドメイコ山脈に囲まれて、リカンカブール山、アカマラチ(Acamarachi)、アグアスカリエンテス(Aguas Calientes)、そしてチリで最も活発な活火山であるラスカー(Láscar)といった複数の大きな火山があります。
このような地形によって、アタカマ塩原は外部へ水が流出できず、長い年月をかけて水分が蒸発した後に大量のミネラルだけが残ったのだそうです。
この塩類平原は3,000平方キロメートルの広さがあり、長さ約100キロメートル、幅80キロメートルにおよぶび、ボリビアのウユニ塩原(Salar de Uyuni、10,582平方キロメートル)に次ぎ、世界でも2番目の大きさ。定期的に少量の雨が降るウユニ塩原のような他の塩類平原とは異なり、この地域に永続的に水がないため、ミネラルの結晶が山のように積もっています。
アタカマ塩湖の北側にセヤス湖がありますが、塩分濃度が40%と死海よりも濃度が高い!!!
さて、アタカマ塩原の見学の後、アルゼンチン国境に近い、標高4200mの高地にあるミスカンティ湖とミニケス湖にも行ってきました。
お天気ならば雪をいただいた5622mのミスカンティ山をはじめとする高山に囲まれた神秘的な湖を見ることが出来たのでしょうが、あいにくの雨と寒さで2時間ほどで戻って来てしまいました。