7人の使者アフ・アキビ
2014年 03月 16日
島の北西部を通りハンガロア村までぐるっと回って戻ってきました。
アフ・アキビから先は未舗装の砂利&岩の道。池のように大きく&深い水たまりが道を塞ぎ、小さなスクータではなかなか大変な道のりでした。
途中で、牛を引き連れた姉弟に出会いました。姉は慣れた手綱さばき!
Puna Pau プナ・パウ 中央部
モアイの帽子とも、まげを結った髪ともいわれている「プカオ」を切り出した赤色凝灰岩の石切り場。
1300年代からモアイ像にプカオが載せられるようになったそうです。
プカオを切り出した大きなくぼみや、放置されたままのプカオを見学。
Ahu Akivi アフ・アキビ 北西部
モアイの中で、唯一海に向かって立てられたのがアフ・アキビ。
島の中央の草原に、高さ4mほどで重さは十数トンもある7体のモアイ像が水平線をながめている...。
このモアイ像は、ホトゥ・マトゥア王の伝説に出てくる7人の使者、または7人の王子と言われています。
初期に制作されたモアイ像なので、頭上にはプカオがない。
Ana Te Pahu アナ・テ・パフ
噴火によって流れた溶岩が、固まるときにできた数多くの洞窟があり、最大で全長3500m。
実際に中を歩けるのは900mほど。バナナ、ブドウの木、ハト麦、タロイモなどの植物が茂っていました。
洞窟内には竈や貯水池の跡もあり、植物栽培だけでなくここに暮らし、19世紀にはヨーロッパ人の奴隷狩りから逃れるための隠れ家としても使っていたらしい。
Ahu Tepeu アフ・テペウ
大規模なアフがあり、モアイ像の頭やボートハウス(住居跡)の基礎などが残っているのですが、住居跡は見過ごしてしまった。
Ana te Pora アナ・テ・ポラ
ここも噴火によって出来た洞窟で、規模はかなり小さい。洞窟内には生活していた跡もあった。
ハンガロア手前のタハイ遺跡も寄るつもりでしたが、今日は悪路と暑さで素通りしました。
ハンガロア港横の海水浴場Hanga O'Ua ハンガ・オ・ウアで暑気払い。
海水浴場の写真でも分かるように、右脇にレストラン、ハンガロア港もすぐ横。
子供達で賑わう海水浴場に入ると...思わぬ感激が~
この池みたいな海水浴場には、野生のウミガメが海藻を食べていました。
下の写真手前に1匹目の甲羅、2匹目は口に海藻をくわえ、その右手後ろに3匹目が泳いでいるのが分かりますか?
食べている海藻はワカメみたい。
島の子供たちやカップルは、ウミガメがいるのは”当たり前”と言った感じで、全く驚いていなかったですね。
このウミガメは、私に向かって泳いできますぅー
イースター島・ハンガロア村のの海水浴場に来れば、ツアーでもなく飼われているわけでもない、野生のウミガメと自然の中で泳げますよ~
2011年のハワイでウミガメを見たけれど、一緒に泳げるとは...
イースター島、バンザイ
モアイに感動。
歴史に感動。
大自然に感動...。