珍客
2014年 08月 12日
朝起きると、周りはすっぽりとモヤに包まれていました。
今日はラルプ・デュエズ:L'Alpe d'Huezへ来た道を戻らず、東へ向かってサレンヌ峠:Col de Sarenne(標高1999m)のフランス最大の放牧地に行きました。
サレンヌ峠の展望台に上がると、南側にはエクラン国立公園の最高峰が臨めます:4000m級のラ・メイジュやラトーの峰々、グロズ氷河etc...。
生憎、頂上は雲に隠れていて見えませんでした。
この放牧地は、毎年6月~11月まで25000匹の羊たちが高原の草を堪能するために遥々プロヴァンス地方からやって来るのだとか...。でも草原には一頭の馬だけでした?この馬は人なれしているようで、人々のいるところに近寄ってきます。
私を見て静々と距離を狭めて来ました。なんと私達の車の中に顔を入れて食べ物の催促!ひぇ~、車が壊れるぅ。
コーヒー用の角砂糖を差し上げて、お引き取り願いました。
ロッジのサウナが可愛い。
放牧地を出発しフェラン谷:Vallee du Ferrandへ下りて行きます。
途中、雪崩避けに岩を盾に山小屋が建っていました。これは1981年の雪崩のによる大惨事を教訓にして建てたそうです。
雨も降って来たので、今夜はベス:Besse村奥のゲ:Gay修道院付属の農場で一泊。
※Gayは『ゲイ』ではなく『ゲ』と発音します。
下は先週過ごしたラ・シャペル・アン・ヴァルゴデマールでのスケッチした、村の教会と伝統的な家屋です。