中部ベトナム:ニャチャン
2015年 03月 30日
29日にホーチミンを乗合バスで出発して8時間半かけてニャチャンに移動の予定が300kmの地点でバスのタイヤが爆音とともに炸裂。2時間後未だ解決策が見つからないバスを残してカナダ人家族とタクシーで150kmを走って夜の9時にニャチャンに到着しました...。下が私達のバス。新しいけれど気温31度での長時間走行はタイヤには過酷だったのか
さて、ニャチャンは風光明媚なニャチャンビーチがおよそ7kmにわたるリゾート地。
チャンパ王国時代には良質の漁港としてにぎわっていたベトナム中部の港町。
沖には大小の島々が浮かんでいます
フランス植民地時代はフランス政府の要人用のリゾートとして開発されたのがはじまり。今ここを訪れる観光客の大半は意外にもロシア人。レストランのメニューも土産物店もロシア語表記ばかりでした。
ニャチャンの名所はビーチの他にニャチャンの丘に建つチャンパ遺跡のひとつポーナガール遺跡。
チャム族の神ポーナガールを祀ってあり、現存するチャンパ遺跡のなかでは最も古い祠堂がいくつか残っていました。※8~9世紀ごろの建築。ここからニャチャンの港をスケッチ。
港近くの食堂で大ハマグリの酒蒸しを食べてホテルへ...。明日はホイアンへやはり乗合バスで移動します。
追記
ニャチャンは、1940年代日本軍が進駐していた時代にはナトランと呼ばれていたそうで、ベトナム戦争時代はアメリカ軍の軍港でアメリカではナトラング。